日本語研修センターで日本語を勉強している学生は現在約200人程おりますが、10年前の発足当時は30名だったそうです。
毎年この時期に、1年間の授業での優秀者が表彰されます。


「春うらら」アレックスとボランティアの生徒さん。

司会は、着物姿もバッチリのアンドレアさん、アンドラさん、ヤニ君です。

受賞の基準は、成績優秀はもちろんですが、その他研修旅行やボランティアなどの活動も加味されるとのこと。
今年エントリーされている学生は24名で、その中から本日12名が表彰されました。
嶋田の使命は5位の生徒に記念品を渡すプレゼンテーターでした。
表彰状を渡すプレゼンテーターには、大学にとって大事なスポンサーやパートナーシップを持つ重要な人物が任命されております。
JTI(日本タバコ)、フマニタス出版社、イオン・クレアンガ高校、日本料理店結城など。
ロマナ・アメリカン大学の学長、教授も。
1等賞は山本日本大使が授与します。
まずはロマナ・アメリカン大学セベア教授。
先日訪問した、イオン・クレアンガ高校の校長先生です。

こちらはフマニタス出版社のスタッフの方。

1位の副賞は2週間の日本旅行で、山本大使が授与しました。


そして嶋田の登場です。
日本ルーマニア音楽協会とロマナ・アメリカン大学の関係をスピーチした後、封筒から名前を書かれた紙を出し、こちらも緊張気味に名前を呼ぶと、会場から嬉しそうに上がってきました。


その姿を見た瞬間、日本で開催している「ルーマニア国際音楽コンクール」の表彰式と重なり、何とも言えない感動を覚えました。

さらに日本語研修センターの10周年の活動に対して賞が贈られました。

シェルバン先生が、センタースタッフ、ボランティアスタッフ全員を舞台に呼びます。

シェルバン先生の嬉しそうな顔が忘れられません。
10年間の努力が報われた瞬間です。

そしてその大貢献者が、アンジェラ・ホンドゥル先生です。
ルーマニアでの日本語の発展は全てホンドゥル先生にたどり着きます。


日本語を美しい言葉で話すのはもちろんですが、日本の神楽の研究者としても有名です。
ロマナ・アメリカン大学の日本語研修センターはアンジェラ・ホンドゥル教室とも名前がついています。

今後も、ロマナ・アメリカン大学の日本語研修センターの益々の発展に寄与することが出来たら嬉しく思います。
最後に、10周年のお祝いとして、静岡市にお住いの槙田様より打ち掛けをご寄付頂きました。

イベントの最中は舞台に、美しき日本の象徴として飾られていました。