1月に開催された「第8回ルーマニア国際音楽コンクール入賞者披露演奏会」にて、
ゲスト出演してくれた会田莉凡さんがご自身のブログに素敵な感想を載せてくださっていました。
彼女の許可を得て、ご紹介させていただきます。
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この日はブログでも度々宣伝していた、「第8回ルーマニア国際音楽コンクール受賞者発表演奏会」に出演いたしました。
私は、第6回のこのコンクールにて最優秀賞を頂いたのですが、今回はゲストとして特別に演奏させて頂きました。
(中略)
エネスクのヴァイオリン曲‥といえば、ソナタ第3番"ルーマニア民族風"が有名で、
ここ数年ではたくさんのヴァイオリニストが演奏会で取り上げていますが、第2番は日本ではとてもマイナー。
なので、
「いつか日本でこの曲を弾きたい!」
という気持ちが強かったので、このコンクールの演奏会で弾けて幸せでした。
(中略)
そして今回は!
エネスクの演奏のあとに、第8回ルーマニア国際音楽コンクールのグランプリとなった、ピアノのロー磨秀くんとデュオも弾かせて頂きました。
(中略)
とても気さくで、明るいローくんですが、高校の頃から素晴らしいピアニストで、私からしたら「雲の上の人」だったので、そのときはデュオなんて・・
という感じでしたが、こういう機会に初共演できたこと、本当に感謝でした。
彼と演奏したのは、
「バルトーク/ルーマニア民族舞曲」
少しの合わせでしたが、弾いてみて打ち合わせなり意見交換なり・・
即興?のような、お互いのインスピレーションに任せた、バルトークはとても楽しかったです。
終演後!

(中略)
また今回はお客様の中で、2年ぶりに演奏を聞いて下さったルーマニア音楽協会の方もたくさんいらしていて、その方々に、
「とても成長されましたね」
「格段の進歩ですね」
とおっしゃって頂き、そうやって成長を見て下さる方々がいらっしゃることに、とても心があたたまりました・・
昨年の日本音楽コンクールは、とても大きな舞台であり、それを経験しているうちに自分の考え方や音楽に対する姿勢も変わりました。
しかし、その日本音コンで結果が出せたのも、2年前にルーマニア国際音楽コンクールでグランプリを頂いて自信になり、それがきっかけで出会えた先生方やお世話になっている方々の御蔭でもあります。
ありがとうございました!
(会田莉凡さんのブログ:
http://ameblo.jp/bon-vn-75/)
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コンクール入賞者が大きく羽ばたき、世界で活躍出来るように、これからも日本ルーマニア音楽協会は若いアーティストを応援していきたいと思います。

第8回入賞者披露演奏会より
事務局