先日、キスポート財団主催のフレッシュ名曲コンサート『第26回Kissポートクラシックコンサート』にご招待いただき、サントリーホールへ出掛けてまいりました。
サントリーホールは、2017年2月より7ヶ月間にわたり全館改修、増築棟の建築工事を行っており、9月1日にリニューアルオープンいたしました。
サントリーホールHPより
いつ訪れても、ヴィンヤード(ぶどう畑)形式の大ホールはとても美しく、荘厳な佇まいのパイプオルガンにも魅了されます。
サントリーホール建設の際、ヴィンヤード形式を熱心にすすめ、音響実験にも立ち会った世界的指揮者、故ヘルベルト・フォン・カラヤン氏は、ホール完成後の公演で「響の良さに感動した。まるで音の宝石箱のようだ」と感想を述べ、メッセージを初代館長の佐治敬三氏に贈ったそうです。
コンサートは、Kissポート財団設立20周年テーマ曲『Our Home Port』で幕を開けました。
作曲は、港区在住でもある千住明氏です。
この曲は、Kissポート財団HP内「
Kissポートチャンネル」より動画配信されておりますので、是非ご覧になってください♬
千住氏の人柄を表しているような優しく美しい曲です。
今回は大友直人氏指揮でしたが、動画では千住明氏ご本人が指揮されています。
プログラムは、ラヴェルのピアノ協奏曲 ト長調ピアノコンチェルトへ続きます。
指揮:大友直人
休憩を挟み、後半のプログラムは千住明作曲、オペラ『万葉集~明日香風編~』(演奏会形式)です。
海外の方、特にルーマニア人との会話の中で、日本の文化についてよく聞かれます。
日本への留学生はもちろん日本についての興味がとても深く、恥ずかしながら答えに詰まることがあります。
今回は、万葉集を題材にした演奏会形式のオペラでしたが、もっと万葉集の歌を知りたい!もっと日本文学を勉強しなければ!もっと雅の世界に触れてみたい!などと、ご一緒した皆様と話が弾みました。
大友直人氏と嶋田
終演後は、大友直人氏、千住明氏とも、「ルーマニア国際音楽コンクール」についてお話をすることができました。
入賞者の目覚ましい活躍で、コンクールの知名度も上がっていることに喜びを感じます。
千住明氏と協会スタッフの石橋
終演直後にも関わらず、ご丁寧にご対応いただき、気さくで温かいお人柄に感激いたしました。
スポンサーサイト