中秋の名月に、当協会理事の前川冨士子さまのお祝いの会を、タティアナ・ヨシペル ルーマニア特命全権大使を始め、理事の方々と開きました。
実は、嶋田が何回か拝見させて頂いております前川家に代々伝わる「ひな壇飾り」が、このほど*国宝に指定され、国立博物館に寄贈されましたことのお祝いの会でした。
*国宝(こくほう)とは、日本の文化財保護法によって国が指定した有形文化財(重要文化財)のうち、世界文化の見地から価値の高いものでたぐいない国民の宝たるものであるとして国(文部科学大臣)が指定したものである(文化財保護法第27条第2項)。建造物、絵画、彫刻、工芸品、書跡・典籍、古文書、考古資料および歴史資料が指定されている。
タティアナ大使と前川冨士子さま
門をくぐり、石畳の階段を抜ければ古きよき日本の風情が目の前に現れます。
銘水だからこそ作ることができる名物うかい豆腐をはじめ、こだわりの食材で作り上げる八寸や、旬のお造りなどを添えた季節のお料理を楽しみました。
最後に、この度のお祝いのプレゼントとして花束を贈りました。
そしてもう一つ、これまで当協会にご協力いただいた数々のイベントで撮影した写真で作成したオリジナルアルバムを贈りました。
オリジナルアルバム表紙
photo by 田原寛也
蒔絵のお道具類は来年3月に、ひな壇飾りは再来年3月に1ヶ月間、国立博物館で拝観可能の予定です。
ガラス張りの中でしか拝見できなくなった今、直接 手で触らせて頂いた幸せを感じております。
前川さま、タティアナ大使を囲んで、協会理事の皆様、会員様と記念撮影をし、素晴らしいお祝いの会を終えました。
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